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コスモスストライカー

特別レビュー・第2回






さて、前回の

「俺はネ申に…

 サッカーのネ申になってみせる!」


という少々ヤヴァイ発言その後であります。










というか、そろそろ、この漫画を知り始めた方も


「もしかしてこの漫画ヤバイ?」

「え? 読みきりじゃなかったの?」

「北○の拳?」


などと思っていることでしょう。














ご安心下さい。



























もっとヤバくなります。




























92´ワールドユース 決勝

全日本ユース VS 西ドイツユース





何の因果か、くしくも
無印版キャプテン翼の中学生最後の大会の組み合わせと一緒
(全日本jrユース VS 西ドイツjrユース)
なのは気のせいなのか、してやったりなのか。

まぁそんなことは この際どうでもいいですが…。






にしてもこの当時はまだ”西ドイツ”だったんですね。
歴史を感じます。




























さて、そんなワケで決勝戦が始まる直前、

西ドイツユースが奇妙な宣言をします。












その名も…








































ノーゴールビクトリー

NGV!!



























…何がなんだかワケわかりませんね。ハイ。













これは、その名の通り、

「文字通り 1本のシュートもうたずして
 勝利をものにするいう サッカーの常識を
 打ち破った予告」

らしい…


















なんだか もはやサッカーをなめてるとしか思えない
この NGV宣言…。
















さすがの逸刀も

 「NGV……
  サッカーのルールの中で
  そんなことができるのか…?」



と、意外とまともな分析。

マーキュリードライブフォングで相手を半殺しにした奴の
セリフとも思えませんが。


















場面変わって
場内アナウンス。







「西ドイツユースといえば
 今大会の予選から 全ゲームをからくも1点差で逃げ切る
 辛勝で決勝(ここ)まできたチームです

 情報では大会直前にすでに決定していたメンバーを
 総入れ替えしたということですが
 わかりません!
 全くわかりません!」













”わからない”ということを やたらに強調する
アナウンサー。









「しかしその西ドイツユース
 試合開始の時間をすでてもいっこうに姿をあらわしません」  











 「おっと今!

 西ドイツユース登じょ……



















 …エ!?
























































 ・・・・・・・・・。
























































 どこのナチスドイツですか?






































ただでさえ怪しいこいつらの監督らしき人物 ”ゲッペル”曰く















ゲッペル
 「 ホッホッ
 サッカー後進国のボンクラどもよ

 今こそ我らの力に震撼するがいい


 わが

 サードエンパイアの

 スーパーマニズムjr


 にな!!」
















































…っていうかこいつらも

サードエンパイア




かよ!!!











世も末だ…。












そんなこんなで
何事もなかったかのように試合開始。

「ナチス野郎に あかっぱじをかかせてやるぜ!」

少々ヤバイセリフを
チームメイト(ザコ)A が言った途端!!!



















シュッ!!






















なんといつのまにかボールが取られている!!!






















どうやら

肉眼では捉えきれないほどの動きで

ボールをカットしたようだ。







・・・・・・・。












ま、それはともかく…














↑この軍服なユニフォームは

 ヤバイのではないだろうか?


どうやら、とことんナチスドイツを強調したい
コスプレイヤーなチームらしい…。



























これ見て逸刀、

逸刀 
 「 フフ こりゃまいったね……

 集中力(コンセントレーション)の
 秘技を知ってる奴がオレ以外に…





 このオレ以外に

 いるとはなーーー!!!





















と、シャウトし、


















肉眼で確認できないほどの早さを持つ相手から
ボールをカット!!















…というか、そもそも

集中力(コンセントレーション)

とはなんぞや?









じっちゃん曰く、













じっちゃん
 「 人間のもつ集中力を
 極限までに爆発し瞬発することで
 流れる水の上も
 岩に変えることができるのだ!

 そして この秘技を体得し
 フィールド上で活用したならば
 その姿は敵の肉眼に…


  見えぬ!









などと、
やっぱりかわいそうな発言をするじっちゃん。






水の上を走る奴がいるのはわかるけど(烈海王)、
肉眼で見えないっていうのはどうかしら…^^;









--------------------------------------------









「フッ どんなもんだい!」
と、逸刀。







しかしゲッペル、



ゲッペル
 「 ほう〜っ
 あの小僧もコンセントレーションを」



と、あまり驚いていない様子。
むしろ余裕さえ感じさせる。

さすがサードエンパイア!






















そして逸刀、


逸刀 
 「 見えない 瞬発力(ダッシュ)をこなす
 やつらを相手にパスワークは
 不可能……


 ここは一発!!」





と、MDF(マーキュリードライブフォング)の体勢に。

さりげなく「パスワークは不可能」と言ってるあたり
チームメイトをあまり信頼していないのがうかがえる。
まぁ相手も変態ばっかりだからしょうがないのかもしんないけどね…。

しかし、この時点で 事実上 逸刀のワンマンチーム
決定した全日本ユースチームだった…orz
















そして、ゲッペル



ゲッペル
 「 フッ 例のキック
 風圧魔球か……

 ならば





ジェノサイドインパルス で

 地獄へたたきこめ!!

怪しげな技名をほざくとともに
西ドイツメンバー、
















































ジェノサイド(虐殺)







とか言ってますけど、



コレ、サッカーの試合ですよね…?





















そんなヤバげな技が来るとも知らず逸刀、








逸刀 
 「 いくぜ!
 マーキュリードライブ…」







ズギャアアッ!!


















キィィィイイン…







































逸刀 死亡
































解説
「シュート体勢にあった逸刀くんが
 突然転倒してしまったーっ!

 こっ これはいったい!?」













ゲッペル
 「 ホホ
 ジェノサイドインパルスを
 くらった者の
 その肉体に意志は通わぬ!!










以下、ジェノサイドインパルスの解説



-----------------------------------------------
人間には肉体の平衡感覚を保つ機能として
耳の一番奥の内耳に三半規管がある

その三半規管に強烈なダメージを
与えればたちまちマヒしてしまう


つまりジェノサイドインパルスとは
見えない瞬発力によって生じた
風圧を敵の横をすりぬけることにより

耳の奥に集中させ

敵の平衡感覚を破壊する秘技なのだ
-----------------------------------------------

















ゲッペル
 「 そして…
 ジェノサイドインパルスのエジキは
 逸刀志狼だけではない!













































ゲッペル
 「 サッカーのルール規定では出場する

 プレイヤーが7人以下の場合
 その試合は棄権されたとみなされる





 つまりNGV(ノーゴールビクトリー)とは
 ジェノサイドインパルスをつかい

 合法的にフィールドを墓場にする…





 われわれ サードエンパイアの

 高等な芸術なのだ!






















  とてもサッカーのセリフとは思えません…
























  合法的に殺人の間違いじゃないのか…












さらに 追い討ちをかけるかのごとく ゲッペル、













ゲッペル
 「 フォッフォッ
 あの小僧には特別に

 ダブルのGI(ジェノサイドインパルス)で

 脳髄まで衝撃をうちこんだ






 命は助かっても

 植物人間はまぬがれ…






























確信犯だろ コイツ!!!























とんでもないことをほざくゲッペル、
しかし、なんと

逸刀は立ち上がってきた!!!




しかも、同時に
ジェノサイドインパルスを仕掛けた
西ドイツのメンバーもその場に倒れる!












ゲッペル
 「 こっ これは…







ジェノサイドインパルス!?

















ゲッペル
 「 バッ バカな!!  あっ あの小僧
 GIをくらう瞬間 逆にわが下僕(しもべ)にも
 GIを仕掛けたというのか?」










逸刀 
 「 ああ
 そして その瞬間わかったぜ


 きさまらが
 じっちゃんを殺ったサードエンパイアだ!!」










と、なんかカッコよく復活した逸刀、
ゲッペル達に言い放つ。





















逸刀 
 「 人間の可能性を
 ゆがんだ武器に変える悪魔ども…



 じっちゃんの遺言通り
 オレの両足で

 きさまらの心臓を

 うちやぶってやる!!!





















逸刀、ついに


殺人宣言です。
















勧善懲悪という名の下にくだされる制裁は

アンパンチのごとし…




まさに今、悪が成敗されようとしています!!!

































































…あれ?

コレってサッカーマンガだよね?^ω^;
































逸刀のブチ切れたセリフにゲッペル、



ゲッペル
 「 思い上がるなぁ〜〜〜ッ!
 わたしの芸術を汚したからには
 地獄のフルコースを味あわせ

 昇天させてやる!!








こちらもかわいそうな日本語を使いつつ、
また技をしかけてきます。





































「なっ なんだ!
 あのVの字のフォーメーションは?」

「あれじゃゴールががら空きじゃないか!!」
















逸刀 
 「 オレをさそいこみ
 さっきの衝撃波を食らわせるつもりだろうが
 じっちゃんに鍛えられたオレの体には
 通用せん!!」





もはやサッカーのセリフとは思えませんが、

逸刀、馬鹿正直に 果敢に中央突破を試みます。






























が、しかし…!!






















聖闘士星矢のような 吹っ飛ばされ方で、

10mほど打ち上げられました。





そして…















バーサスストリームトラップ によって逸刀、瀕死です。

というか 死んだか?







そしてまた謎の解説が入ります。


 向かってくる敵を取り囲み
 10人の見えない瞬発力で圧力のうずまき地帯を
 発生させる秘技…

 ゆがんだ空気の圧力は
 その中心部に集中し
 人間はおろか

 巨象すらバラバラにする威力がある












巨象すらバラバラにする威力があるらしいです…


そんな衝撃を受けて生きていられるハズが…




























それにしても、こいつら、





ボールをクリアしようともしません。












…お前らサッカーする気あるのか!




ありえないけど、この後 逸刀が立ち上がったら
どうするんだ…


と、思ったら



































だが 逸刀立ち上がる



…こいつは不死身か?














ゲッペル
 「 そっ そんな!?
 バーサスストリームトラップを
 食って立ちあがれる訳が!!








さすがのゲッペルも慌てます。
なんせ普通なら2回ほど死んでるワケですし…。

















ゲッペル
 「 いけ〜〜ッ!!
 今度こそ逸刀志狼を

 この世から消滅させい!!








しかし すごい漫画だなぁ…。

殺す気マンマンですしね!























そこは逸刀も負けてません。








逸刀 
 「 うなれ!

 オレの可能性よ!!










































ハイパーイカロスウイング!!























出ました!!



伝説の断末魔のセリフ、”モガガル”です!!

ハッキリいって

意味わかりません!!



だがそれがいい!!












































そんなわけで、西ドイツユースを

合法的に抹殺した逸刀は、見事ユース大会を制覇したのでした。

























最後に、謎の人物が出てきて、

覚醒しつつある
お前の牙はわれわれ大宇宙(コスモス)のもとで
完成されるだろう…

そうサッカーの神
11番目の真蹴球戦士(リアルマニズム)として…




と、言い残して終了。






















…やはり、ここで

打ち切りにしても違和感がなさそうである…。






















第2話 完























○コラム○

コスモスと俺



−という訳で、このマンガがいかにヤバイ
サッカー漫画であることがわかってもらえたと思う。

だが、オレはこんな
「超マジメにこういうのを書いた」作品が好きなのである。
こういうノリが大好きなのである!

ジャンプでは当然打ち切りな内容だろうが、
たぶん、今の世の中(特に2chがある世代)で
出せば受けること間違いなし!!

…だと個人的には思ってるワケだが、
やはり一般大衆には、こういう濃いものは受けないのが
通例なワケで…。
もしかしたら出す時代を間違えた作品なのかもしれない。
惜しい、の一言である。












































第3回に続く… と思う。


コスモスストライカー・レビュー第1回
コスモスストライカー・レビュー第3回